西洋の剃刀
東洋と西洋の剃刀
昨日は日本の剃刀について書きましたが西洋ではどうだったのでしょうか?
髭を剃るという文化は西洋の方が盛んだったようで、日本では髭ブラシを贈ることは絶対にないですが、今でも父親から息子へのプレゼントで髭ブラシを贈ることが大人になった証拠ということです。
西洋の剃刀も日本刀同様一枚刃でして、日本でよく使われているものはドイツ製が多く、私もドイツ製の一枚刃の剃刀を持っていますが、デザインがとてもカッコいいです。
日本の日本刀もカッコいいですが、デザインはちょっと劣りますね。
でも買ったはいいものの、まったく研げないので使ってはいません。
正確に言うと研げるようになろうと思い、一枚刃を買って、砥石は親父のをもらって、やってみたのですが全然剃れないのです。本当だったら諦めないといいのですが、すぐに挫折してしまいましたね。
この話を道具屋さんにしたところ、砥石に使う研磨剤として使う名倉という名の石があるのですが、これが全く駄目でして、今売っているのは中国産で、本来ならば日本の京都で採れる石が最高とのことです。
でも近年名倉の利用価値が無くなり、単価がかなり上がったので、どうしても中国産になってしまうそうです。
結局は
私は今ではすっかり替え刃になってしまったので、カッコいいドイツ製の一枚刃は飾り物として置いてあります。。。
また日本刀、西洋剃刀の一枚刃の良いところで替え刃にはないところは刃の当たりの柔らかさです。
これはどんなに替え刃の切れ味が良くても、この肌への刃の当たりだけは勝てない領域です。
今使っている理容室はどのくらいあるのだろうか?